線維芽細胞が減ると肌はどうなる?
線維芽細胞は、ヒアルロン酸やコラーゲン、エラスチンなどの物質を
作り出してくれる細胞組織ですが、これは年齢を重ねることで減ってしまうので、
美容に必要不可欠なこれらの成分を作り出せる量も減少してしまいます。
細胞が減りヒアルロン酸が減少すると保湿力が低下、さらにコラーゲンが減少すると
弾力がなくなりたるみの原因になるなど、いかに線維芽細胞が重要なものであるのか
理解できるのではないでしょうか。
シワやたるみは老化現象として一般的で、歳には適わないなど考えがちです。
しかし、最近の美容医療の分野では針を刺さない糸リフトの
「TheSera」と呼ぶ治療を提供しているクリニックが登場していて
話題を集めているようです。
この美容治療は、加齢で減少しがちな線維芽細胞を活性化させることができる、
このような魅力的な作用がありますので今までシワやたるみの改善で
コラーゲンやヒアルロン酸の量を増やすといった美容治療を受けたり、
サプリメントを使って潤い成分を補給するなどをしなくても良いわけです。
しかも、針を刺さない糸リフトですから施術の際には麻酔をしなくても良い、
ダウンタイムもないので施術後は通常の生活に戻れるメリットもあります。
線維芽細胞は美容医療で増やすことができる
歳だから仕方ない、このようにシワやたるみなどに対しての悩みを諦める人も
多いかと思われますが、線維芽細胞の増殖は美容医療で実現してくれます。
細胞を増やす方法としては線維芽細胞を採取してそれを増殖するやり方、
もう一つは線維芽細胞を刺激して活性化させるやり方の2つです。
TheSeraは、自然由来の溶解糸を使って皮膚を持ち上げる施術法で、
即効性があることに加えて持続性が高いため注目が集まっているといいます。
一般的に皮膚を持ち上げてたるみやシワの改善を行うときには、
針を使い糸を通して持ち上げる手法になりますので、麻酔が必要になったり
術後のダウンタイムは少なからず必要になります。
その点、針を刺さない糸リフトは文字通り針を使わない美容施術になるので
安心して施術を受けることができるのではないでしょうか。
施術に利用する糸は、ナノ化されたものでリフト効果を作り出すと同時に
細胞を活性化させる働きを持つ成分は肌深層まで浸透します。
なお、使用する糸は99.9%が自然由来のキトサンです。
キトサンは、生体適合性が非常に高いので安全性も高い、肌に浸透することで
線維芽細胞の増殖効果を期待できる、真皮の密度が高まって引き締め
リフティング作用を期待できるようになるといいます。
他にも針を使わないたるみ・シワ治療としてソフウェーブも注目されています。
色々な施術方法がありますので、自分に合った治療法がきっと見つかるでしょう。